兵庫県川西市で令和8年度 認知症フェスタ開催 井上重實さんが講演
兵庫県川西市のアステホール( 川西市栄町25 )で9月12日、「令和8年度 認知症フェスタ」が開催された。当日は78名が参加し、ひょうご認知症希望大使である井上 重實さん(いのうえ しげみ、67歳)を講師に迎えた講演会が行われた。
認知症当事者としての経験を語る講演会
イベントでは、超高齢社会となり身近に感じるようになった認知症を自分ごととして考え、正しく認知症を知るため、「認知症になって今、俺が言えること」と題した講演会が開催された。
講演を行った井上重實さんは、59歳の時に「前頭側頭型認知症」の診断を受け、現在は就労継続支援A型事業所で働きながら認知症の講演や啓発活動を行っている。高齢化が進む中で「認知症になると何もできない」というイメージを持つ人も多い現状があるなか、講演会では井上さんが病気と向き合いながら自分らしく役割を持ち、希望を持って暮らす日々の姿について話した。
参加者から寄せられた感想
参加者からは、「『認知症=何もできない』という思い込みを捨て、考え方を改めていきたいです」「認知症になってもできることを続けていくことの大切さに気づきました」「早期発見と適切な対応が、その人らしい時間を守ることにつながると学びました」などの感想が上がった。
自分らしく暮らし続けられる地域社会をめざして
川西市では「認知症になっても自分らしく最期まで暮らし続ける」地域をめざしている。同市は、この講演会などを通じて認知症に対するイメージを塗り替え、一人ひとりが「自分ごと」として主体的に関わる地域社会を築くための、次なる一歩につながることをめざしているとしている。
本記事は兵庫県川西市の発表をもとに作成。
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