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相続経験者の45.5%が生前対策を後悔 中央プロパティーが実態調査

株式会社中央プロパティーは、全国の相続経験がある50代〜60代以上の男女240名を対象に実施した「相続における困ったことに関するアンケート」の結果を発表しました。

調査によると、過去の相続において生前の対策や準備をしておけばよかったと後悔している人が45.5%に上りました。また、遺産分割で揉めた原因として不動産に関する問題が目立ち、自身の子供世代に向けては生前整理や不動産の価値把握に取り組みたいと考える傾向が明らかになっています。

相続経験者の45.5%が親の生前対策に後悔

過去の相続において「もっと生前に対策・準備しておけばよかった」と後悔したことがあるかを尋ねたところ、「非常に強く後悔したことがある(14.2%)」と「少し後悔したことがある(31.3%)」を合わせて45.5%が後悔していると回答しました。親が元気なうちに話し合いや準備を行えなかったことが、残された家族の負担につながっている状況が浮き彫りとなっています。

遺産分割のストレス要因は「分けられない」「価値が不明」な不動産

相続手続きや遺産分割で実際に最も揉めた・ストレスを感じた原因については、「分けやすい現金が少なく、実家などの不動産しか分けるものがなかった(11.7%)」や「不動産の価値に対する認識が、相続人同士で異なり意見が割れた(9.6%)」といった不動産関連の回答が合計21.3%となりました。物理的に分割できない不動産は、取得者や評価額を巡って親族間で意見が対立しやすい傾向が見られます。

親に望む対策は早期現金化 自身の子供へは「生前整理」が最多

もし時間を巻き戻して親が元気なうちに一つだけ対策をお願いできるとした場合の問いでは、「計画的な生前贈与(30.0%)」「明確な遺言書の作成(27.9%)」に続き、「維持費だけかかる不要な不動産は、早めに売却して現金化しておいてほしい(22.5%)」が上位に入りました。「実家をアパートに活用してほしい(4.6%)」を上回り、不動産を活用するよりも現金化して整理しておいてほしいという意向が示されています。

また、自身の子供たちに同じような苦労をさせないために現在取り組みたい・相談したい対策(複数回答)では、「自宅以外の不要な荷物や建物の整理・解体を進める(46.7%)」が第1位となり、第2位には「今持っている不動産の『現在の正確な価値(査定額)』を把握する(29.2%)」が続きました。

株式会社中央プロパティー代表取締役の松原昌洙氏は、不動産は現金のように簡単に分割できないため不公平感が生まれやすく、評価額が曖昧だと親族間の疑心暗鬼を生んでしまうと指摘しています。

調査概要

  • 調査名称:相続における困ったことに関するアンケート
  • 実施期間:2026年8月
  • 調査対象:全国の50代〜60代以上の男女(相続をしたことがある方)
  • 回答総数:240名
  • 調査方法:インターネットを使用したアンケート調査
  • 調査主体:株式会社中央プロパティー

本記事は株式会社中央プロパティーの発表をもとに作成しました。

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