豊橋市で舞台手話通訳付き楽屋が2026年9月に再演へ 多様な鑑賞サポートも実施
愛知県豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場PLATで、2026年9月22日と23日に舞台手話通訳付き公演『楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-』が上演される。2022年の初演に続く再演で、全3回の公演が予定されている。舞台手話通訳のほか、舞台上への日本語字幕表示や音声ガイドの導入など、多様な鑑賞環境を整えて実施される。
俳優とともに舞台に立つ舞台手話通訳と充実した鑑賞サポート


本公演では、3名の舞台手話通訳者(加藤真紀子、高田美香、水野里香)がセリフだけでなく、声に含まれる感情や舞台上の効果音、音楽などの情報も伝える。舞台の枠外で説明する一般的な手話通訳とは異なり、俳優とともに演出家の指導を受けた演者の一人として舞台に立つ形式がとられる。穂の国とよはし芸術劇場PLATでは、2021年の舞台手話通訳付きリーディング公演『凛然グッドバイ』から取り組みを進めており、本作はその2作目の再演となる。
聴覚に障がいのある来場者に向けては、舞台手話通訳に加えて舞台上に日本語字幕を表示するほか、聞こえにくい人向けにFM補聴器の貸し出しを行い、受付では筆談や手話通訳で対応する。また、視覚に障がいのある来場者に向けては、開演前に舞台美術や登場人物の容姿、衣装などを言葉で説明する「舞台説明会」を開催し、公演中には状況をリアルタイムで伝える音声ガイドを実施する。
清水邦夫の代表作を上演 豊橋市出身の安間誉和が劇中音楽を担当
『楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-』は、劇作家の清水邦夫による代表作の一つで、1977年の初演以来繰り返し上演されてきた戯曲である。チェーホフの『かもめ』が上演されている劇場の楽屋を舞台に、舞台に立ちたいと願う女優たちの思いを通して、演じることへの欲望や嫉妬、人生と演劇の境界が描かれる。
演出を務める樋口ミユは、生きている女優と死んでいる女優の双方を通して生きることについての苦しさが繰り広げられるとし、観客それぞれの人生の苦しさに寄り添い、乗り越えて生きていくことを提示してくれる物語でもあると述べている。また、今回の公演では豊橋市出身の安間誉和(FemmeFatale)が劇中の音楽を担当する。
制作を担当する大橋玲は、普段劇場にアクセスしづらい人にも開かれた場になるよう多様な鑑賞サポートを整えているとしている。
公演概要とチケット情報
公演の概要およびチケットの取り扱いは以下の通り。
- 公演名:舞台手話通訳付き公演『楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-』
- 会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース
- 企画制作:穂の国とよはし芸術劇場PLAT
- 作:清水邦夫
- 演出:樋口ミユ
- 音楽:安間誉和
- 手話監修:河合メアリ
- 舞台美術:濱崎賢二
- 音響:佐藤こうじ
- 照明:池田俊晴
- 衣裳:富永美夏
- 舞台監督:安田美知子
- 演出助手:村田千尋
- 映像字幕:須藤崇規
- 出演者:ののあざみ、大浦千佳、服部容子、森嵜未弓
- 舞台手話:加藤真紀子、高田美香、水野里香
- 公演日程:
- 2026年9月22日(火・国民の休日)14:00開演/18:30開演(※終演後トークあり)
- 2026年9月23日(水・祝)14:00開演(※視覚に障害のあるお客様のための舞台説明会)
- 料金(全席指定・日時指定・税込み):一般 4,500円、25歳以下 2,200円、高校生以下 1,000円
- チケット取扱い:
- プラットチケットセンター 窓口・電話0532-39-3090(休館日を除く10:00~19:00/オンライン購入は事前に「プラットフレンズ」への会員登録が必要)
- チケットぴあ https://t.pia.jp/ 【Pコード:543-372】



本記事は穂の国とよはし芸術劇場PLATの発表をもとに作成。
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