武蔵野美術大学、観光経営人材育成プログラムを2026年11月から開講へ
武蔵野美術大学は、観光経営事業者を対象としたプログラム「VCP for TOKYO Tourism 2026 」を2026年11月10日より開講する。同大学が開発する「価値創造⼈材育成プログラム(Value Creation Program)」を展開するもので、美術大学の創造性教育を活用し、デザイン経営の観点からブランド作りやイノベーションを学ぶ。受講者を対象に、東京都・伊豆大島での実践型フィールドワークも任意参加プログラムとして実施される予定だ。


観光価値の再定義とブランド構築を学ぶ全6講座
本講座は、人・社会・自然を捉え直し、観光に繋がる新たな価値を創出する力や持続性の高いビジネスエコシステムを構想する力を養う実践型のプログラムである。期間中に全6講座(1講座150分程度)が実施される。
- DAY1(11月10日):オリエンテーションとサービスデザイン概説(講師:武蔵野美術大学 造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科 教授 丸山 幸伸)
- DAY2(11月24日):文化を、未来の価値に変える―強く、美しいブランドのつくり方(講師:株式会社KESIKI代表取締役CDO、旭川市最高デザイン責任者(CDP)、東北芸術工科大学客員教授 石川 俊祐)
- DAY3(12月8日):アートから考える観光のリフレーム(講師:武蔵野美術大学 造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科 准教授 石川 卓磨)
- DAY4(1月13日):美的秩序と価値循環:観光経営を捉え返す一つのアプローチ(講師:近畿大学経営学部 教授 山縣 正幸)
- DAY5(1月16日):フィールドワーク&ワークショップ(都内フィールドでのまち歩き調査とワークショップ)
- DAY6(2月2日):講評(成果発表と相互フィードバック)
伊豆大島での実践型フィールドワーク
2025年度に続き、2027年2月27日(土)・2月28日(日)には受講者を対象とした任意参加のフィールドワークが伊豆大島(東京都大島町)にて1泊2日の日程で実施される。
離島の風土や暮らしに触れる体験や火山島ならではの景観、地域との交流を通じて現地の魅力を身体的に感じ、観光やサービスの価値を捉え直して講座で学んだ観光サービスデザインの実践につなげる。
受講対象者は、観光関連事業等に従事(予定含む)する東京都内に在住または在勤の方で、文化資源、観光やまちづくりに興味のある方となっている。
- プログラム名:VCP for TOKYO Tourism 2026 観光のリフレーム
- 開催日程:2026年11月10日(火)〜2027年2月2日(火)
- 会場:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス7階 コワーキングスペース「Ma」、伊豆大島(東京都大島町)
- 参加費:無料(DAY5の移動経費と食費、および伊豆大島でのフィールドワークに係る渡航、宿泊、食事は参加者負担)
- 定員:25名程度
- 募集期間:2026年9月14日(月)~2026年10月14日(水)
講座内容に関するオンライン説明会は、2026年9月28日(月)18:00~18:30に開催される。申込は専用ウェブサイト(https://vcp.musabi.ac.jp/tourism/)にて受け付ける。
東京都の支援事業と武蔵野美術大学の取り組み


本プログラムは、観光産業の活性化を目的に東京都が実施する「大学等と連携した観光経営人材育成事業」の一環として開発・展開されている。武蔵野美術大学は2024年度より連携大学に選定されている。

東京都小平市に所在し樺山祐和が学長を務める武蔵野美術大学は、1929年創立の「帝国美術学校」を前身とし、2029年に100周年を迎える。造形学部と造形構想学部の2学部に12学科、大学院に造形研究科と造形構想研究科を設置し、70年以上の実績を持つ通信教育課程も設けている。
本記事は武蔵野美術大学の発表をもとに作成。
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