九州MaaSがスタート、my routeでデジタルチケット15券種を新規販売

九州MaaSのサービスプラットフォームであるmy routeが、8月1日より新たに15種類のデジタルチケットの販売を開始した。これにより、すでに販売中の九州7県約100種のチケットと合わせて、より多くの観光客が九州を楽しめるようになる。

my routeは、「九州MaaSプロジェクト実行組合準備会」のプロポーザルプロセスを通して採用されたサービスプラットフォームだ。観光・おでかけ情報やマルチモーダル・ルート検索の提供に加え、デジタルチケットの販売を通して、九州MaaSの推進に貢献している。

新たに販売されるチケットには、「あまくさ水の文化村入場券」や「阿蘇カドリードミニオン入園券」、「熊本城 特別公開 本丸御殿」などが含まれる。これらのチケットを利用することで、九州各地の観光スポットをお得に楽しむことができる。

my routeは、トヨタファイナンシャルサービス株式会社が提供するおでかけアプリだ。行きたい場所やイベントの検索、交通手段の組み合わせ、お得なチケットの購入など、おでかけに必要な機能が満載されている。ダウンロードは無料で、ログインなしですぐに使えるが、チケット購入には会員登録と決済手段の登録が必要となる。

トヨタファイナンシャルサービス株式会社は、自動車販売金融サービス等を提供する金融会社の統括会社として設立された。現在、世界40ヵ国以上で自動車ローンやリースを中心とした自動車販売金融を展開し、お客様のニーズに応じた質の高い商品・サービスを提供している。

九州MaaSとmy routeの連携により、九州観光がより便利で魅力的なものになることが期待される。デジタルチケットの活用で、スムーズな移動と観光スポットの利用が可能となり、九州の魅力を存分に味わえるだろう。