セルスター、360度録画ドラレコ発売

セルスター工業株式会社は、2024年7月に前方側180度・車内側180度の2カメラによる360度録画が可能なドライブレコーダー「CS-363FH」を発売すると発表した。このドライブレコーダーの特徴は、リヤカメラをオプションの別体カメラだけでなく、既存のバックカメラも利用できる点だ。

CS-363FHは、2つのカメラで前方180度と車内180度の360度を録画することができ、前方と車内それぞれ撮るエリアを湾曲のないレンズ中心で捉えることで歪みが少ない映像を記録できるという。また、上下(垂直方向)の視野角も広いため、様々なタイプの車両でも信号や標識などをしっかり記録することができる。

車内側のカメラには、夜間の車内もしっかり録画できる赤外線LED搭載の暗視カメラを採用。少ない光量でも鮮明に録画できるSTARVIS IMX307を搭載している。また、ナイトクリアVer.2機能により、光量の少ない夜間・トンネル内などの場所でも、鮮明でクリアな映像を記録できるとのこと。

さらに、フルハイビジョン録画とHDR(ハイダナミックレンジ)機能により、くっきりとした高画質な映像と、急激な明るさの変化が発生しても白飛びや黒つぶれを低減した録画が可能だ。

CS-363FHのもう一つの特徴は、業界初となる選べるオプションのリヤカメラだ。オプションの専用別体カメラ「GDO-51」だけでなく、既存のRCA接続バックカメラを利用することも可能。既存のバックカメラの接続には、RCA変換ケーブルセット「GDO-52」が必要となる。

その他にも、内蔵のGPSデータによりドライブ中の危険なエリアを警告音と画面表示で事前にお知らせするGPSおしらせ機能や、準天頂衛星みちびきにより政府機関が発令する地震・津波などの災害情報、『災危通報』を表示・音声でお知らせする機能も搭載している。

セルスター工業株式会社は、すべてのドライバーに安心と安全をお届けするため、日本製・自社工場生産・3年保証の製品を提供している。CS-363FHの希望小売価格はオープンで、2024年7月より発売される予定だ。