JTプロ公式戦で八代弥八段が藤井聡太JT杯覇者に勝利、初のベスト4進出
2026年9月12日(土)、熊本城ホールで熊本復興応援対局「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」二回戦第四局が行われました。初出場の八代 弥 八段が千日手指し直しの激戦の末、108手で藤井 聡太 JT杯覇者を破り、準決勝進出を決めました。本局を通じて、千日手局と合わせた総手数210手に応じた210万円が熊本県に寄付されます。
千日手指し直しの熱戦を八代八段が制す
対局は、7月の熊本地震で被災した地域へ将棋を通じてエールを届ける「熊本復興応援対局」として実施されました。
先手番の八代八段と後手番の藤井JT杯覇者による対局は、相掛かりから102手で千日手が成立しました。指し直し局では先手となった藤井JT杯覇者に対し、後手の八代八段が角換わり腰掛け銀の戦型を選択します。八代八段は72手目に△3八銀と踏み込む勝負手からペースを掴み、108手で勝利を収めました。
解説を務めた佐藤天彦九段は、中盤は藤井JT杯覇者がリードしたとみられる展開から、八代八段の緩急をつけた指し手が光り、終盤の攻めが厳しく決まったと講評しています。
復興応援の特別プログラムと寄付の取り組み
会場では対局に加え、復興応援特別コンテンツとして復興へ向けてのメッセージ発信や、スペシャルゲストの佐藤康光九段と佐藤天彦九段による「読み筋披露対局」が行われ、佐藤天彦九段が制しました。
本大会では、福岡県出身の佐藤天彦九段が解説、佐賀県出身の武富礼衣女流二段が聞き手、地元・熊本県出身の松下舞琳女流初段が読み上げを担当しました。また、熊本への復興支援として、千日手局と指し直し局を合わせた総手数210手に対し、1手につき1万円として計算された総額210万円が熊本県に寄付されます。
勝利した八代八段は準決勝で永瀬九段と対戦へ

藤井JT杯覇者から初勝利を挙げた八代八段は、競り合いに持ち込めた点に自身の成長を実感したとし、初出場となる本棋戦で2勝を挙げたことを自信にして準決勝に臨みたいと振り返りました。
八代八段は準決勝で永瀬拓矢九段と対戦します。
大会および問い合わせ先概要
- 大会名:熊本復興応援対局「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」 二回戦第四局
- 開催日:2026年9月12日(土)
- 会場:熊本城ホール(熊本県熊本市中央区桜町3-40)
- 事務局:「将棋日本シリーズ」総合事務局
- 所在地:〒107-0062 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル 東館21階 ㈱I&S BBDO内
- 電話番号:03-5166-0290
- E-mail:support@jt-shogi.jp
本記事は「将棋日本シリーズ」総合事務局の発表をもとに作成しています。
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