新作オープンワールドRPG『Neverness to Everness』始動、トレーラーが公開

中国のゲーム開発会社Hotta Studioは2023年7月16日、新作超現実アーバンオープンワールドRPG『Neverness to Everness』(略称:NTE)を正式に発表した。同時にアナウンストレーラーとゲームプレイトレーラーが初公開された。

本作の舞台は、異象(アノマリー)と人間が共存する大都市「ヘテロシティ」だ。プレイヤーは初の「免許証なし」の「異象ハンター」として、骨董品屋「エイボン」の鑑定士となり、この「異象」が溢れる街を駆け回り、様々な「異象」依頼を解決していく。自由に探索できるこの都市では、仲間と出会い、店を経営するなど、自由気ままなシティライフも堪能できるという。

ヘテロシティでは、真夜中に街中を暴走し落書きしまくるスケートボードやテレビの頭をしているカワウソなど、常識を超える異象に遭遇することもあるようだ。また、個性豊かで多彩な異能を持つ仲間と出会い、事件を解決しながらこの超現実都市での日常を楽しむこともできる。

ヘテロシティでの生活は、車を買って自分好みにカスタマイズし、雨に濡れた夜の街を思う存分駆け抜けたり、家を買って自分の思うままにデザインしたりと、メインストーリー以外でも楽しめるようだ。

開発チームは、ヘテロシティでの生活をよりリアルにするためにUnreal Engine 5を使用し、都市全体のフレームワークを作成している。新機能「Nanite」を活用して、街のディテールまできめ細かく描写し、リアリティを高めているとのこと。骨董品屋やコンビニは細部まで作り込まれ、豊かな内装や家具で本当に人が生活している没入感を与えているという。

Hotta Studioは、マルチプラットフォームでグローバル展開するオープンワールドRPG「Tower of Fantasy(幻塔)」の開発元としても知られている。SF世界を舞台にした同作の開発においては、Unreal Engine 4を活用し、多彩なオープンワールドゲーム体験を全世界に届けている。

現在、『Neverness to Everness』の公式サイトにてマルチプラットフォームの事前登録を受け付けている。