Spotifyが発表、2024年上半期の国内音楽ランキング

世界最大級のオーディオストリーミングサービスSpotifyは、2024年上半期の日本における音楽シーンを振り返るランキングを発表した。

国内で最も再生された楽曲のトップに輝いたのは、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」だ。この曲は国内楽曲として史上最速で1億回再生を突破し、125日間にわたりSpotify Japanのデイリーチャートで連続1位を獲得した。2位には、ソーシャルメディアを起点に人気が拡がったtuki.の「晩餐歌」がランクイン。9位にはNumber_iのファーストシングル「GOAT」がエントリーした。

一方、海外で最も再生された国内楽曲も「Bling-Bang-Bang-Born」が1位に。再生回数の6割以上が海外からで、日本を除くと米国、メキシコ、インドネシア、ドイツ、フランスからの再生が多かった。昨年の海外再生トップ10のうち6曲が今回もランクインし、ストリーミングならではのロングヒットぶりを見せた。

また、国内でSpotifyから最もSNSにシェアされた楽曲は、JO1の「Love seeker」。2位はNumber_iの「GOAT」、3位はTravis Japanの「T.G.I. Friday Night」と、強いファンダムを持つアーティストが上位を占めた。

Spotifyでは毎年年末に、リスナーが1年間の聴取履歴を振り返れる企画「Spotifyまとめ」を展開。今年も年末に向けて、Spotifyならではの音楽体験が楽しめそうだ。

Spotifyは現在、世界180以上の国と地域で6億1,500万人以上のユーザーに利用されている。そのうち2億3,900万人以上が有料プランのSpotify Premiumに加入しており、広告なしで高音質の音楽を楽しめるほか、オフライン再生にも対応している。