江ノ電でノンノン・パパス号が復活

2024年7月13日より、江ノ島電鉄にてレディースブランド「マドモアゼルノンノン」とメンズブランド「パパス」のラッピング電車が運行される。これは株式会社パパスが運営する両ブランドにとって、1999年以来25年ぶりの取り組みだ。

今回のラッピング電車は、マドモアゼルノンノンの60周年を記念して実施されるもの。車体はネイビーを基調とし、ブランドロゴやアイコンであるハト、サイ、カジキが描かれたデザインが施される。窓上・中吊りの車内広告もブランドカラーで統一され、アニバーサリーイヤーを盛り上げる。

運行区間は藤沢駅から鎌倉駅間で、2025年2月中旬までの期間限定運行となる。禅寺や神社が点在する鎌倉の街並みや、晴れた日には富士山を望む海岸沿いを、クラシックな雰囲気漂うノンノン号・パパス号が走る。

また、藤沢・鎌倉両駅には特別仕様の駅名看板が設置される。ブラックウォッチ・チェック柄にブランドロゴをあしらったデザインで、ラッピング電車と合わせて非日常的な空間を演出する。

さらに、運行期間中はInstagramでの投稿キャンペーンも実施。ラッピング電車や駅名看板を撮影した画像を指定のハッシュタグを付けて投稿すると、抽選で素敵なプレゼントが当たるチャンスがある。

マドモアゼルノンノンは1964年に原宿で誕生したレディースブランド。「普通が素敵で、素敵が普通。」をコンセプトに、着る人の良さを引き出す服作りを続けている。一方、パパスは1986年に設立された大人の男性のためのカジュアルウェアブランド。そのネーミングは小説家ヘミングウェイの愛称に由来しており、メイド・イン・ニッポンにこだわった最高の着心地を提供し続けている。

今回のコラボレーションは、長年愛され続けている両ブランドの魅力を存分に感じられる機会となりそうだ。