サステナブルホールディングス、主軸を系統用蓄電池事業へ移行
サステナブルホールディングス株式会社は、ENERGY事業の主軸を従来の太陽光発電所の開発・販売から系統用蓄電池事業へと移行した。用地開発から系統連系対応、機器選定、システム統合、アグリゲーターとの連携、需給調整市場への参入支援までを一貫して提供する事業体制を構築している。
事業移行の背景と系統用蓄電池の役割
再生可能エネルギーの導入が進む一方、太陽光や風力は天候や時間帯によって発電量が変動するため、電力の発電量と使用量のバランスを維持することが課題となっている。電力の供給量が需要を上回る時間帯に蓄電し、必要な時間帯に放電できる系統用蓄電池は、電力系統の安定運用を支える設備として位置付けられている。
同社は、これまで再生可能エネルギー事業で培ってきた用地開発、電力会社への申請、許認可、電気工事および施工管理の実績を生かし、系統用蓄電池事業を中心とした体制へ移行した。
開発から市場参入までを網羅する6つの支援領域
系統用蓄電池の事業化にあたり、同社は用地条件や系統接続環境、設備仕様、市場での運用方針を総合的に整理し、以下の6つの工程を一貫して支援する体制を整えている。
- 事業用地の開発:候補地の確認、土地条件および事業化に必要な条件の整理
- 系統連系対応:一般送配電事業者への接続検討など、系統連系に関する対応
- 設計・施工管理:設置条件や設備構成を踏まえた設計および施工工程の管理
- 機器選定:蓄電池、PCS、EMSなど、案件条件に応じた設備の選定
- システム統合:役割の異なる複数の設備を組み合わせ、蓄電所全体として構成
- 市場参入支援:アグリゲーターとの連携および需給調整市場への参入準備を支援
案件に応じたシステム統合と市場参入支援
系統用蓄電所の構築には、蓄電池製品単体だけでなく、直流と交流を変換するPCS、監視・制御を担うEMS、高圧連系盤などの設備を組み合わせる必要がある。同社では取り扱い製品である蓄電池「Raptor」のほか、設置場所や連系条件、出力、容量に応じた機器選定とシステム統合を実施する。
また、設備完成後に需給調整市場などで運用することを見据え、計画段階からアグリゲーターとの連携や各種試験、運用体制の準備など、設備と市場運用をつなぐ支援を行うとしている。
会社概要
- 会社名:サステナブルホールディングス株式会社
- 代表者:代表取締役 茂木 健太
- 所在地:東京都渋谷区桜丘町3番2号 渋谷サクラステージ SAKURAタワー6階
- 事業内容:水事業、グランピング事業、再生可能エネルギー事業
- URL:https://st-holdings.co.jp/

本記事はサステナブルホールディングス株式会社の発表をもとに作成。
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