スマホのようなARコンピューティングデバイス「XREAL Beam Pro」

AR(拡張現実)グラスを開発・販売するXREALは、3D空間撮影カメラを備えた最新ARコンピューティングデバイス「XREAL Beam Pro」を2024年6月19日より予約販売開始すると発表した。8月6日より随時発送予定だ。

XREAL Beam Proは、AR向けに最適化されたAndroid 14ベースの「nebulaOS」を搭載し、まるでスマホのようなARコンピューティングデバイスとなっている。背面には50万画素のデュアルカメラを搭載し、同社のARグラスに最適化された3D写真/動画の撮影が可能だ。

3D空間撮影用のデュアルカメラは、60FPSハイフレーム/30FPS手振れ補正に対応。XREALのARグラスシリーズと組み合わせることで、高い没入感のある3Dコンテンツインタラクション体験が簡単に楽しめるという。また、コントローラー、マウス、キーボードも接続でき、利用シーンが増加。いざという時にはモバイルバッテリーとしても使用可能だ。

NebulaOSシステムは、アプリケーションの3Dユーザーインターフェースインタラクションを実現し、マルチタスク管理と処理を可能にする。Bluetoothキーボード・マウスを接続すると、簡単にオフィスモードを開始できる。さらに、一般的なAndroidアプリのダウンロードとインストールもサポートし、ソフトウェア機能の体験がより充実するとのことだ。

XREAL Beam Proの価格は、128GB+6GBモデルが32,980円(税込)、256GB+8GBモデルが39,980円(税込)。予約購入者限定のキャンペーンも実施され、期間中は10%OFFで販売される。さらに、先着150名にはイヤホンのプレゼントも用意されている。XREALの公式サイトや家電量販店で予約受付が行われる予定だ。