「Weverse Con Festival」開催、約4万人の観客を集める盛況ぶり

韓国の総合エンターテインメント企業HYBE JAPANは、6月15日から16日の2日間、韓国・仁川のインスパイア・エンターテインメント・リゾートで「AliExpress 2024 Weverse Con Festival」を開催した。このフェスティバルには24組のアーティストが出演し、世代やジャンル、地域の境界を超えて音楽で一つになる大盛況のイベントとなった。

今年で2回目となる「Weverse Con Festival」は、出演アーティスト数が前年の20組から24組に増加し、K-POP以外にもJ-POPや歌謡曲など多様な音楽ジャンルが集結した。HYBE LABELSアーティスト9組をはじめ、グローバルスーパーファンプラットフォーム「Weverse」にコミュニティを開設しているアーティスト14組、そしてトリビュートアーティストのJ.Y.Parkが出演し、現代の大衆音楽を総合的に体感できるラインナップとなった。

観客数も前年の約2万人から2倍の約4万人に増加し、そのうち韓国以外の地域からの観客が56.5%を占めるなど、「Weverse Con Festival」のグローバルな影響力の拡大が見られた。また、フェスティバル開催告知から終了までの間にSNS上で投稿された関連投稿は約153万件に上り、オンライン上でも高い関心が寄せられた。

「Weverse Con」のハイライトとなったのは、J.Y.Parkによる「トリビュートステージ」だ。J.Y.Parkは9組のアーティストとコラボレーションステージを披露し、さらにHYBE議長のバン・シヒョクがサプライズ登場。約20年ぶりの共演を果たし、ギターとキーボードの演奏で会場を盛り上げた。

また、「Weverse Park」では野外ステージでのライブバンドパフォーマンスが行われ、普段とは異なるアレンジで楽曲が披露された。隣接する「Weverseブース」では、AR技術を活用したフォトスポットなどファンに様々な体験が提供され、Weverseへのアクセスは2日間で700万人に達した。

今回の「Weverse Con Festival」は、K-POPの世界的な人気を背景に、米国のオンラインラジオ局「iHeartRadio」など海外メディアからも注目を集めた。HYBEは今後もさらに拡張されたフェスティバルを目指し、持続的な発展に取り組んでいく意向を示している。

写真出典/提供:AliExpress 2024 Weverse Con Festival