防水なのに蒸れない、防水性と通気性を両立した新ゴルフシューズ

株式会社アルペンは、2024年6月14日より、日本初の通気防水技術「モイスルー360」を採用したゴルフシューズ「TIGORA モイスルー360」を全国のゴルフ5、スポーツデポ・アルペンのゴルフ取り扱い店にて発売した。

「モイスルー360」は、生地に特殊な撥水加工を施すことで、水を通さず空気を通す広島化成の特許技術だ。一般的な防水シューズは、防水フィルムで360度包むことで浸水を防ぐが、蒸れるという課題があった。一方、通気性の良いシューズは蒸れないが、濡れるという問題点があった。「TIGORA モイスルー360」は、防水フィルムを使用せず、通気性の良いメッシュ素材に特殊加工を施し、靴底からも空気と水蒸気を逃がすことで、360度の通気と防水を両立した。

この技術により、従来の防水製品と比べ靴内の湿度を約20%軽減し、一般的な防水製品の基準である地面から4cmの水に浸して2時間の防水性能を上回る、6時間以上の防水性を達成した。

また、最終ホールまで快適なプレーをサポートできるよう、硬度の異なる2層のミッドソールを採用し、スイング時の安定性と歩行時のクッション性を両立。柔らかく伸縮性の高いメッシュ素材を使用したことで、長時間の使用でも楽に履くことができる。

また、プロゴルファーの伊藤元気選手が着用した動画が6月14日にYouTubeで公開された。伊藤選手からは、「アッパーが柔らかく、ソールも屈曲しやすくて歩きやすい」「前足部はゆったり中足部から踵にかけてホールドを感じる。特に踵がしっかりしているのが良い」など好評を得ている。

「TIGORA モイスルー360」の価格は12,980円(税込)で、サイズ展開は24.5〜28.0、29.0cm、カラーはホワイトとブラックの2色展開となる。