『呪術廻戦』が4年連続1位に、honto2024年上半期ランキング

ハイブリッド型総合書店「honto」が2024年6月8日、2024年上半期の電子書籍ランキングを発表。ジャンル総合部門では、芥見下々氏による人気漫画『呪術廻戦』が4年連続で1位を獲得した。

<honto 電子書籍 上半期ランキング ジャンル総合トップ10>
1位 『呪術廻戦』芥見下々/集英社
2位
 『葬送のフリーレン』山田鐘人(原作)、アベツカサ(作画)/小学館
3位 『SPY×FAMILY』遠藤達哉/集英社
4位 『キングダム』
原泰久/集英社
5位
 『薬屋のひとりごと』日向夏(原作 ヒーロー文庫/イマジカインフォス)、ねこクラゲ(作画)、七緒一綺(構成)、しのとうこキャラクター原案/スクウェア・エニックス
6位 『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル 完全版』九井諒子/KADOKAWA
7位 『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』日向夏(原作)、倉田三ノ路(作画)、しのとうこ(キャラクター原案)/スクウェア・エニックス
8位
 『九井諒子ラクガキ本 デイドリーム・アワー』九井諒子/KADOKAWA
9位
 『【推しの子】』赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社
10位『転生したらスライムだった件』川上泰樹(著)、伏瀬(原作)、みっつばー(その他)/講談社

集計期間:2024年1月1日~2024年5月31日
集計対象ストア:honto電子書籍ストア 

ランキングの上位には、アニメ化された作品が目立つ結果となった。2位には『葬送のフリーレン』、3位に『SPY×FAMILY』、4位に『キングダム』がランクインした。また、5位と7位には『薬屋のひとりごと』シリーズがランクインするなど、ファンタジー作品の人気の高さがうかがえる。

6位と8位には、九井諒子氏による『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル 完全版』と『九井諒子ラクガキ本 デイドリーム・アワー』がランクイン。9位には赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のコラボ作品『【推しの子】』、10位には川上泰樹氏による『転生したらスライムだった件』が入った。

hontoは、大日本印刷株式会社、株式会社丸善ジュンク堂書店、株式会社文教堂、株式会社トゥ・ディファクトが共同運営するハイブリッド型総合書店。ネット書店とリアル書店を連携させたサービスを2012年5月に開始し、2024年4月時点で会員数は850万人を突破している。

同ランキングは、honto電子書籍ストアの2024年1月1日から5月31日までの販売データを基に集計されたもの。今回の結果から、人気漫画やアニメ化作品が電子書籍市場をけん引していることがわかる。