「GeoQuest」提供開始、撮影で地図更新に貢献

ジオテクノロジーズ株式会社は、”撮った写真に価値がつく”Photo to Earnアプリ「GeoQuest(ジオクエスト)」の提供を開始した。「GeoQuest」は、ユーザーがおでかけついでに街中のビルやコインパーキングなどの施設を撮影し、投稿することでマイルがもらえる完全無料の”ながらポイ活”アプリだ。

ユーザーが投稿した情報は、ジオテクノロジーズが約30年にわたって整備・提供しているデジタル地図の更新に活用される。これにより、社会インフラとも言えるデジタル地図の品質向上を加速させ、社会に貢献することを目指している。

「GeoQuest」では、1日最大25,000マイル(250円相当)の獲得が可能で、貯めたマイルはポイ活アプリ「トリマ」と連携することで、現金やAmazonギフトカード、PayPayマネーライトなど30種類以上の他社ポイント等に交換できる。

ジオテクノロジーズは、従来から生成AIなどの先端技術を駆使し、地図整備の効率化・自動化を進めてきたが、ビル名やコインパーキングなどの施設情報の収集には、調査員による現地での写真撮影など”人力”での調査が必要だった。「GeoQuest」は、ユーザーから情報を投稿してもらい、お礼にマイルを還元することで、より多くのリアルタイムな情報をスピーディに地図に反映することを目指している。

今後、ジオテクノロジーズは「GeoQuest」にゲーミフィケーション要素を追加し、楽しみながら情報投稿できる機能の開発を行うとともに、ユーザー投稿型の情報収集の仕組みを、行政やインフラ企業などに向けてビジネス展開することも想定している。

また、ジオテクノロジーズは、東京電力パワーグリッド株式会社、Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.、Greenway Grid Global Pte. Ltd.、KDDI株式会社とともに、参加型社会貢献コンテンツの協働に関し覚書を締結している。この取り組みは、ゲーミフィケーションを活用して自治体や企業が抱える課題解決を推進することを目的としており、「GeoQuest」もこの目的に沿ったサービスとなっている。