関西イノベーションセンター、学生向け伴走支援型アワードを初開催へ
一般社団法人関西イノベーションセンターは、社会課題の解決を目指す学生を対象とした伴走支援型アワード「MUIC AWARD 2026」を初開催する。同アワードは、これまでに累計170件を超える実証実験を実施してきた同センターが、学生のプロジェクトを中長期で支援する共創型プログラムである。企業や自治体、大学などのネットワークを活用した伴走支援や共創機会の提供を通じて、起業や事業化を目指す学生の社会実装への挑戦を後押しする。
開催の背景と目的
近年、大学発スタートアップや学生起業家による事業創出への期待が高まる一方、実証の場の確保や事業化に向けたネットワークの構築などが課題となっている。
こうした状況を踏まえ、同センターは表彰型のビジネスコンテストにとどまらず、採択後も継続的に伴走するプログラムとして本アワードを企画した。学生の挑戦と、企業や自治体、大学が持つ知見や社会実装の機会を結び付け、新たな事業創出と社会課題の解決を目指すとしている。
募集および選考の概要
対象は社会課題解決に挑む学生起業家や学生チームで、大学生、大学院生、高校生、高専生、専門学校生など年齢を問わず学生であることが条件となる。推奨テーマとしてライフサイエンス、モビリティ、ロボット・AI、カーボンニュートラルが挙げられているが、推奨テーマ以外の分野からの応募も可能としている。
選考では、社会課題との接続性、独自性や優位性、事業化可能性、実現可能性、起業家としての本気度、ネットワークとの共創可能性、成長性や波及効果などが総合的に確認される。
主なスケジュールは以下の通り。
- 応募期間:2026年9月1日(火)~10月31日(土)23時59分
- 書類選考結果通知:2026年11月下旬頃を目途に通知予定
- 最終審査(ピッチ審査・交流会):2026年12月4日(金)にMUIC Kansai(大阪市中央区)で原則対面開催(事情によりオンライン相談可)
- 採択結果通知:2026年12月中旬頃に通知予定
- 伴走支援開始:2027年1月以降予定
支援内容と今後の展望
採択されたプロジェクトには、読売新聞の広告記事をはじめとする情報発信機会の提供、大企業や自治体とのマッチング、同センターによる伴走支援、実証実験(PoC)の設計および実施機会の提供などが行われる。
同センターは本アワードを通じ、学生のアイデアや研究シーズを社会実装につなげるとともに、関西から次世代のイノベーターを継続的に輩出するエコシステムの形成を目指す方針を示している。

関西イノベーションセンターについて
関西イノベーションセンター(MUIC Kansai)は、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループおよび株式会社三菱UFJ銀行が設立したオープンイノベーション創出拠点である。
- 法人名:一般社団法人関西イノベーションセンター
- 代表者:理事長 堀 直樹
- 所在地:大阪府大阪市中央区伏見町3丁目6番3号
- 開業:2021年2月
本記事は一般社団法人関西イノベーションセンターの発表をもとに作成。
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