飛騨高山ウルトラマラソン、過酷な100kmに3341人

国内屈指の過酷なウルトラマラソン大会「第12回飛騨高山ウルトラマラソン」が、2024年6月9日に岐阜県高山市で開催される。日本一広い市である高山市を駆け巡るこの大会は、今回で12回目を迎え、国内外から約3,341人のランナーが参加予定だ。

参加者は、71kmと100kmの2つのコースに挑戦する。スタート地点の飛騨高山ビッグアリーナを出発し、高山市の伝統的な古い町並みを通り抜けた後、自然豊かな飛騨山脈を望むコースを走る。久々野地域、朝日地域、丹生川地域、国府地域、清見地域を経由し、ゴールの飛騨高山ビッグアリーナに戻ってくるルートとなっている。

コース上に設置されるおもてなしエイドでは、高山市の特産品である飛騨牛や蕎麦などが提供される予定だ。

大会当日は、早朝から会場アナウンスやシャトルバスの運行、交通規制などが行われるため、会場周辺やコース沿道の住民には一時的な不便が生じる可能性がある。主催者は、地域住民の理解と協力を呼びかけている。

高山市は、ランナーたちが地元の応援と飛騨高山の雄大な自然を全身で感じながら走破できるよう、沿道での熱い声援を市民に呼びかけている。

大会の開催時間は、午前4時30分から午後6時50分頃までを予定しており、メイン会場は飛騨高山ビッグアリーナとなる。