UNIVASが大学スポーツ30競技2000試合を配信へ、総合力競う「UNIVAS CUP」開催

一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)は、大学の威信をかけて闘う競技横断型大学対抗戦「UNIVAS CUP 2024-25」の開催を決定した。6月10日に開幕する野球からスタートし、今年度よりバドミントン競技の大学対抗戦の配信も決定している。ライブを中心に30競技、約2,000試合以上の配信を予定しているという。

UNIVASは、大学スポーツの魅力を伝え、より多くの人々に興味、関心を高めてもらうため、この大会を開催する。UNIVAS正会員の33競技団体が開催する大会のうち、全国の大学が参加して大学日本一を決める大会を「UNIVAS CUP」の指定大会と設定。各競技団体に割り振られたポイントを大会の順位に応じて付与し、総ポイント獲得数をもとに総合順位を決定する。

指定大会終了後は、「全国総合ランキング」「地区総合ランキング」のポイント獲得総数、「男女別ポイント獲得数」「男女別競技優勝回数」「国公立大学ポイント獲得数」の上位成績校を表彰する予定だ。

また、UNIVASは大学スポーツ観戦アプリ「UNIVAS Plus」や「UNIVAS LIVE」にて、ライブ配信やアーカイブ配信を行う。大会へ応援に行けない人々は映像を通して好きな大学やチームを応援できる環境を整え、多くの応援を通じて運動部学生がより一層高いモチベーションで競技に取り組んでいけるようにサポートしていく方針である。

「UNIVAS CUP 2024-25」は、UNIVAS会員大学が自動的にエントリーされ、指定大会が開催される期間が開催期間となる。最も暦日の早い第73回全日本大学野球選手権大会の開催日が開始日となっている。

大学スポーツの振興を目的に2019年3月に発足したUNIVASは、学修環境の充実、安全・安心して競技に取り組める環境整備と共に、大学スポーツ全体の価値向上に向けて活動している。今回の「UNIVAS CUP 2024-25」の開催により、大学スポーツの更なる発展と盛り上がりが期待される。