NHK連続テレビ小説『虎に翼』の劇中歌「You are so amazing」が話題となっている。この楽曲は、劇伴音楽を担当している森優太が作詞・作曲を手がけ、ヴォーカルをスコットランドのバンド”ベル・アンド・セバスチャン”のフロントマン、スチュアート・マードックが務めた。

「You are so amazing」は、5月24日放送の第40話で主人公の優三が出征するシーンと、5月30日放送の第44話で寅子が号泣しているシーンで印象的に使用された。ネオアコースティックからインディー・ロックまで幅広いファンから支持されているベルセバのヴォーカリストが劇中歌を歌うというサプライズに、多くの音楽ファンや視聴者から驚きと感動の声が上がり、SNS上でも大きな反響を呼んだ。

スチュアート・マードックからは、フランスのボルドーから動画コメントが届いている。「森優太が作曲した『虎に翼』の劇中歌、”You are so amazing”を歌えたことがいかに素晴らしかったか、ただそれを伝えたかった」と楽曲への想いを語り、「ベル・アンド・セバスチャンの核でもある、女性の解放をテーマにした作品に関わることができて嬉しく思います」と感謝の言葉を述べた。また、「夏に日本に行きます。そこでこの曲を歌えたらいいな」と、8月に出演予定のサマーソニックでこの曲を披露する可能性を示唆した。

動画コメント（コロムビア商品ページ内）
https://columbia.jp/prod-info/COCP-42270/info.html

「You are so amazing」は、6月5日発売の『オリジナル・サウンドトラックVol.1』に収録され、5月25日より先行ダウンロード配信がスタートしている。ドラマの展開とともに、今後もこの楽曲から目が離せない。