GW中に4割が離婚を考えた、理由と行動

株式会社アシロが運営する離婚問題の相談・対応を得意とする弁護士・法律事務所を検索できるポータルサイト「ベンナビ離婚」が、20歳から49歳の既婚者1,000人を対象に、ゴールデンウィーク中の夫婦の過ごし方に関するアンケート調査を実施した。

調査の結果、39.7%の既婚者がゴールデンウィーク中に少なくとも1度は離婚を考えていたことが明らかになった。離婚を考えた理由としては、配偶者の無関心な態度や価値観のすれ違いが挙げられた。実際に離婚を検討する際に気になることや大事なこととしては、いずれも”お金”に関することが多かった。

また、離婚したいと思ったときの行動として最も多かったのは「配偶者と話し合いをする」であった。一方で、我慢したり何もしなかったりする人も多く、家族や友人に相談する人も同数程度いた。弁護士に相談すると回答した人は23名おり、必要に応じて離婚問題の専門家へ相談する人もいることがわかった。

ゴールデンウィーク中の既婚者の過ごし方としては、72.6%が配偶者もしくは家族と時間を共にしており、具体的には27.2%の人が旅行や帰省といった過ごし方をしていた。

日常では夫婦間に一定の距離があるが、連休や旅行・帰省中などは同じ時間を共有するため、お互いの価値観のすれ違いや不満が顕在化するケースが考えられるという。現代では3組に1組が離婚を選択しているが、生活環境や子どもへの影響があるため、正しい情報を得ながら適切な選択をする必要がある。必要に応じて専門家や専門機関への相談も検討すべきだろう。