REVOXと丸紅が資本提携、AIを活用した見積・設計・調達支援で中小製造業のDXを加速

株式会社REVOX(以下、REVOX)と丸紅株式会社(以下、丸紅)は、2024年5月23日、資本提携契約を締結し、中小製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速するAIを活用した見積・設計・調達支援ソフトウェアの販売・開発に関する協業について合意した。丸紅は5月17日にREVOXが第三者割当増資により発行する株式を引き受けた。

日本の基幹産業である製造業では、労働人口の減少や若年層の製造業離れによる人手不足が社会課題となっており、特に中小製造業において業務の効率化が急務となっている。中でも見積業務は専門的な知見を要する一方で件数が多大であり、効率化の大きなボトルネックとなっている。

REVOXは2020年に経済産業省が実施した「中小企業戦略的情報化等委託費事業(通称「AI Quest」)」への参加を契機にシステム開発を開始し、現在は見積・設計・調達支援機能を有するクラウドサービス「SellBOT(セルボット)」を展開している。「SellBOT」は中小製造業及び中小製造業と連携する中堅・大手製造業のDXを推進するプラットフォームとして着実にユーザー企業数が拡大している。

丸紅は国内外の製造分野における知見とネットワークを活用することで、「SellBOT」の販売拡大と機能拡充を支援し、REVOXの事業運営をサポートしていく。本資本提携を通じて、REVOXと丸紅は製造業の課題解決につながる新たな価値を提供し、日本の製造業の競争力向上に貢献していく。