Dropbox、ISMAP登録で政府向けサービス提供へ

クラウドストレージサービスを提供するDropbox, Inc.の日本法人であるDropbox Japan株式会社は2024年5月16日、同社が提供するクラウドサービスが「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」に登録されたと発表した。

ISMAPは、政府のセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスを評価・登録することで、政府のクラウドサービス調達におけるセキュリティ水準の確保と導入の円滑化を図る制度だ。今回、Dropbox Standard、Dropbox Advanced、Dropbox Enterprise、Dropbox Educationの4つのサービスが、所定の監査および審査を経て2024年4月30日にISMAPクラウドサービスリストに登録された。

この登録により、各府省庁や独立行政法人などの政府機関だけでなく、民間企業においても、一定の情報セキュリティ対策が実施されていることが確認された安心できるクラウドサービスを効率的に調達できるようになる。

Dropboxは今後も、政府情報システムの要件への対応やセキュリティ・プライバシーの問題に継続的に取り組むことで、信頼できる安全なクラウドサービスを提供していくとしている。

Dropboxは現在、180か国以上で7億人を超えるユーザーに利用されている。米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、世界各地に12のオフィスを構えている。

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