かどや製油が小豆島の地域創生プロジェクトを発足

かどや製油株式会社は、1858年に小豆島で創業し、165年以上にわたって”ごま”を通じて健康と笑顔を届けてきた。同社は創業の地である香川県小豆島の地域活性化に貢献するため、小豆島にある土庄町とともに「ごまでつながる持続可能な島」を目指した地域創生プロジェクト「ごまのみらい小豆島プロジェクト」を発足した。

このプロジェクトは、ごまを通じて産業、観光、教育、SDGsなど幅広い分野で連携し、地域のさらなる活性化につなげることを目的としている。具体的には、地域の産業振興、遊休地の利活用や雇用、過疎化の進む地域の元気づくりといった課題の解決に取り組む方針だ。

プロジェクト発足を記念し、5月10日にメディアイベントが実施され、香川県小豆島の土庄町でごまの種まきの様子が初めて公開された。今後は、小豆島・伊喜末地区における農業振興を進めるごま栽培の委託先「小豆島 陽当の里 伊喜末」と連携して栽培を進め、収穫したごまを活用した地域の子どもたちへの食育活動などを実施していく予定である。

2024年度の栽培・収穫スケジュールは、5月に種まき、7月に開花、9月に刈り取りを行い、11月には地域の小中学生への食育「ごまんぞく給食」の提供や地域限定メニューの開発等を予定している。

ごま栽培の委託先である「小豆島 陽当の里 伊喜末」は、伊喜末地区における農業振興及び明るく元気な農村づくりを目指し、農村景観や農業施設を守るほか、景観保全のための植栽や遊休農地の有効利用による耕作放棄地の防止、集落営農の活性化に取り組んでいる。

かどや製油は、1858年の創業以来、ごま一筋に事業を展開し、ごまのリーディングカンパニーとして安心・安全かつ価値あるごま製品を提供してきた。2022年には新たなブランドコンセプト「ごまで、世界をしあわせに。」を策定し、ごまでつながるすべての人をしあわせにし、社会を豊かにする持続可能な事業を推進している。

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