ライフイズテック、松阪市の全中学校にプログラミング教材導入
ライフイズテック株式会社は、プログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech! Lesson(ライフイズテック レッスン)」が三重県松阪市の全市立中学校11校、生徒数約3,900名の指導教材として採用されたと発表した。
松阪市は「夢を育み 未来を切り拓く 松阪の人づくり」を教育理念に掲げており、GIGAスクール環境や先端技術を最大限活用した個別最適な学び、協働的な学びの実現が不可欠だと考えている。そのため、令和4年度に松阪市とライフイズテックは連携協定を締結し、全市の統一教材として「ライフイズテック レッスン」を導入した。
導入後、技術科だけでなく、多単元・他教科と組み合わせた地域探究型学習の情報発信ツールとしても活用されている。ある中学校では、松阪原産の伝統的野菜の育て方や美味しい調理方法を研究し、ライフイズテック レッスンの学びを活かして作成したオリジナルホームページで発信したという。
松阪市教育長の中田雅喜氏は、「ライフイズテック レッスンにより、情報発信のツールとしての活用や、地域探究型学習での取組が広がってきており、教科横断的な活用事例の創出につながっている」とコメント。今後も子どもたちが双方向性のあるコンテンツのプログラミングなどについて学びを深め、情報活用能力を高めることで、実社会につながる問題発見・解決能力を育んでいきたいとしている。
ライフイズテック レッスンは2024年8月時点で、600自治体、4,400校の公立・私立学校に導入され、約135万人の中学・高校生に利用されている。プログラミング教育未経験の先生でも簡単に導入可能で、一人一人の理解度に合わせた個別最適なプログラミング学習を実現できるのが特長だ。
ライフイズテックは今後も本教材の提供を通じて、情報化社会の中でデジタルを活用し課題解決できる人材の育成を、地域格差なく支援していくとしている。