Komlock lab、Web3特化で資金調達
ブロックチェーンゲーム開発のCryptoGames株式会社は、エンタープライズ向けWeb3ソリューションプロバイダーを目指すKomlock lab株式会社を設立し、double jump.tokyo、Arriba Studio、TECHFUNDから資金調達を実施したと発表した。
Komlock labは2018年よりブロックチェーンゲーム開発・運営に従事するCryptoGamesから分社化する形で設立された。同社は「境界線を取り除き、世界を再定義する」をミッションに掲げ、CryptoGamesで培った技術を基にクライアント企業と共に安心安全なWeb3の未来を作り上げることを目指している。
今後、Komlock labはクライアントのブロックチェーンサービス作りに伴走・支援し、エンタープライズ向けブロックチェーンソリューションの開発・提供に注力する。ブロックチェーン技術が社会に根付き、人々の生活をより便利で豊かにすることを目指し、パートナー企業と連携してクライアントのビジネスを最大限加速させる方針だ。
double jump.tokyo の代表取締役CEOである上野広伸氏は、「Web3が再び注目を集める中でのKomlock labの設立は非常に良い門出だと思う。共に力を合わせて新たな価値を創造し、ユーザーにこれまでにない体験を提供できることを楽しみにしている」とコメントした。
Arriba StudioのDirectorである佐藤崇氏は、「エンタープライズ向けのブロックチェーン技術における可能性をKomlock labと共に広げていくことにワクワクしている。強力なチームと共に、大きな成功を目指す」と述べた。
株式会社TECHFUNDの代表取締役である松山雄太氏は、「Komlock labの持つ豊富な経験と革新的なビジョンに共感し、今回の資金調達に参加した。これまでの連携をさらに深め、Komlock labと共に当社のセキュリティ監査技術で”サブミッション”を極め、堅牢で先進的なWeb3プロジェクトを多数産み出していけることを楽しみにしている」と語った。
Komlock labの代表取締役CEOには布目雅登氏、CTOには山口夏生氏が就任する。同社はブロックチェーンサービスの開発支援、ブロックチェーンソリューションの開発・提供を事業内容とし、日本のWeb3業界を牽引する存在となることを目指す。