ミノルマンプロデュースの新型トレーニングバット「PENTA5ON」登場

大阪府八尾市を拠点にする株式会社Amazing(代表取締役CEO:廣畑 実)は、新型トレーニングバット「PENTA5ON(ペンタゴン)」を2024年3月31日に公式サイトで販売開始する。この新製品は、ミノルマンプロデュース商品の最終モデルであり、「PUCK KNOB」グリップを採用した実打可能なトレーニングバットだ。

PENTA5ONは、スイング速度向上、インサイドアウト、リストリターンの実現が目的。これらの要素は打者技術の向上に寄与し、投手と打者の技術格差や高校野球への低反発バットの導入といった課題を解決することを目指している。

近年、160キロの速球を投げる投手や多彩な変化球を使いこなす投手の出現により、投打レベルに格差が生まれてきている。2023年のプロ野球では3割超えのバッターはわずか5人だった。また、アマチュア野球でも同様の傾向が見られ、高校野球では2024年度から低反発バットが導入される予定だ。これらの課題を解決するため、株式会社Amazingはトレーニングバットの普及を推進し、日本野球の打撃レベル向上を目指している。

PENTA5ONの特徴的な要素は、打者の繊細な打撃感覚を引き出す能力だ。人間は自身の身体と会話をするように、頭の中で描いた通りの動きを信号を送って動かす。投手から放たれたボールを0.4秒で正確に打ち返すためには、スイングの正確さと速さが重要だ。PENTA5ONは、正確かつ速いバットコントロールを身につけることができる。

また、近年メジャーリーガーの間でも流行している“PUCK KNOB”と呼ばれるグリップエンド形状がPENTA5ONの最大の特徴だ。独自の重量設定により、インパクトまでのスイング軌道が自動的に誘導される感覚を覚えるほど、グリップがスイングをサポートする。

さらに、PENTA5ONの最大の特徴はヘッドとグリップの「入れ替え運動」を意識しやすい点だ。PENTA5ON特有のPUCK NOBグリップがインサイドからバットが入ってくるのを補助し、インパクトに差し掛かるタイミングで一気にヘッド側と「入れ替え運動」を起こす。この入れ替え運動の速さがスイングの強さを生み、ヘッドスピードを加速させる。

株式会社Amazingの新製品「PENTA5ON」は、打者技術の向上を目指す全ての野球選手にとって、新たな選択肢となる可能性を秘めている。