TOEICの苦手なパートは長文読解が1位、100人アンケートで判明

英会話の学習に役立つ情報メディア「英会話ウェンズデー」が、日本全国の男女100人を対象に「TOEICの苦手なパート」についてのアンケート調査を実施した。その結果、38人が「Part7 長文読解(リーディング)」と回答し、ダントツの1位となった。

2位は15人が選んだ「Part4 説明文問題(リスニング)」、3位は12人が選んだ「Part5 短文穴埋め問題(リーディング)」だった。4位は11人が選んだ「Part2 応答問題(リスニング)」と「Part3 会話問題(リスニング)」が同率で並んだ。6位は10人が選んだ「Part6 長文穴埋め問題(リーディング)」、7位は3人が選んだ「Part1 写真描写問題(リスニング)」だった。

長文読解が苦手な理由として、「単語と文法は理解できても長文だけは本当に苦手で点がなかなか取れない」「集中力と忍耐力が求められるため苦手」「時間との戦いのため、気持ちが焦り、なかなか文章が頭に入ってこない」などの意見が寄せられた。

説明文問題については、「聞き取る文が長く感じてしまい得点が伸びない」「一度何かの単語を聞き逃したりよく理解できずにいると全く話の意味が分からなくなってしまう」といった声があった。

今回のアンケート調査から、TOEICの各パートにおける受験者の苦手意識や課題が浮き彫りになった。英語学習者は自身の弱点を把握し、克服するための対策を講じることが求められる。