アピリッツ、クエイル社を完全子会社化へ

株式会社アピリッツは、2024年9月30日、鹿児島で事業を営む株式会社クエイルを完全子会社化することを決議した。今回の株式取得により、地方での事業展開による顧客の多様化、人員やノウハウの共有、地方における採用力強化が期待でき、中期的な成長戦略の達成と企業価値の向上を目指すという。

アピリッツは、2000年の創業以来、「セカイに愛されるインターネットサービスをつくり続ける」をミッションに掲げ、企業のデジタルビジネスの変革を支援してきた。エンジニアを中心としたデジタル人材を事業成長の源泉と考え、採用・育成に力を入れている。また、中期的な成長戦略として、同領域の事業を営む企業のM&Aに取り組み、売上規模の拡大とノウハウの強化、優秀な人材の獲得を目指している。

一方、クエイル社は、Amazon Web Service(AWS)を活用したクラウドベースのWebサービス、システム開発・構築の企画・提案から運用・保守までをサポートしており、アピリッツの「Webソリューション事業」と親和性が高い事業を展開している。

今回の株式取得により、両社の強みを活かしたシナジー効果の発揮と、不足しているデジタル人材の育成を通じて、社会に貢献していくとしている。