TDSE、ノーコード生成AI開発ツール「Dify」を提供開始

TDSE株式会社は、ノーコードで生成AIアプリを開発できるツール「Dify」のサービスサイトを公開した。Difyは、米国のLangGenius, Inc.が開発したツールで、プログラミングの知識がなくても、大規模言語モデル(LLM)を活用したRAG、データ分析、コンテンツ生成ツールなどの生成AIアプリを構築できる。

TDSEは日本初のDifyオフィシャルパートナーとして、日本国内におけるDifyライセンスの販売、Difyを用いた生成AIアプリの開発・活用の支援を担う。Difyの特徴として、OpenAI、Anthropic、Azure OpenAI、Llama2など多様なLLMに接続可能であり、必要に応じてLLMを柔軟に切り替えることができる。また、RAGによるナレッジ機能を標準で搭載しており、自社の資料やデータを元にチャットボットで問い合わせ対応をすることが可能だ。

さらに、Google検索、Slackなどの外部ツールやDell-E、Stable Diffusionといった画像生成AIツールとの連携も可能で、自社に合わせたAIサービスの開発により、業務の自動化に貢献できる。Difyの活用例としては、RAGを活用した社内用チャットボットの簡単な導入が挙げられ、総務・人事部門やシステム部門への問い合わせをDifyで構築したチャットボットが回答することにより、業務の効率化を実現できるという。

TDSEは「データに基づいて意思決定を高度化する」をビジョンに掲げ、AIとデータサイエンスを活用したソリューションを提供する企業だ。2013年の創業以来、DX推進・データ活用・データサイエンティスト育成やAI関連プロダクトの提供を行い、顧客のデータ利活用をサポートしている。

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