“ラクスル エンタープライズ”、導入社数2000社突破

ラクスル株式会社が運営する法人向け印刷物・販促物発注一元管理サービス「ラクスル エンタープライズ」の導入社数が2,000社を突破した。2021年10月のサービス提供開始以降、多店舗・多拠点企業を中心に導入が拡大している。

「ラクスル エンタープライズ」は、ネット印刷の強みである「小ロットから発注可能で低価格」を活かし、法人で印刷発注をするために必要な機能を揃えたサービスだ。各企業が求める「コストの削減」「業務の効率化」「管理体制の構築」の声に応え、法人がネット印刷を一つの選択肢として積極活用できる環境を作ることを目指している。

導入企業の満足度調査では、導入目的が達成されたかを5段階で評価すると、すべての導入目的において満足度4以上の評価を得たという。これは、ラクスルが提供するサービスが企業のニーズに合致し、実際の業務改善に寄与していることを示している。

ラクスルは「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、印刷、広告や物流といったデジタル化が進んでいない伝統的な産業にインターネットを持ち込み、産業構造を変えることを目指している。その一環として、「ラクスル エンタープライズ」は、企業の印刷物・販促物の発注・管理業務を効率化し、販促活動の活性化に貢献している。

ラクスルの取り組みは、シェアリングプラットフォームによる取引の効率化、ソフトウェア(SaaS)による業務の効率化、それらに基づく付加価値サービスの3つを統合したプラットフォームの構築により、各産業の課題を解決し生産性・収益性の高い業界に変革していくという。これは、ラクスルが産業変革者として、デジタル化が進んでいない伝統的な産業に対して、統合バーティカルプラットフォームを通じてDXを推進し、世界をより良いものにしていくというビジョンを具現化しているものだ。