“エミテラス所沢”2024年9月開業、139店舗のテナント決定

西武リアルティソリューションズと住友商事は、所沢駅西口開発計画の商業施設の名称を「エミテラス所沢」とすることを決定した。開業は2024年9月を予定しており、全142店舗のうち139店舗が決まったと発表した。

「エミテラス所沢」の名称は、西武グループのスローガン「でかける人を、ほほえむ人へ。」の「ほほえみ」を意味する「Emi」と、住友商事グループが商業施設開発で重視する「居心地の良さ」を象徴する「Terrace」を組み合わせたものだ。この名称には、楽しく、快適で、何度でも来たくなる場所として、まちの中心になり、笑みがあふれることを願い込めている。

また、施設内には「西武鉄道所沢車両工場」跡地の歴史を未来へつなぐレガシーが設置される。具体的には、本線と工場を結んでいた「引き込み線」や、運転士の養成等で使用していた「運転用シミュレータ」が展示される予定だ。

店舗については、キーテナントとして「ユニクロ」が出店するほか、埼玉初出店22店舗、所沢市内初出店91店舗など、多彩な店舗が出店することが決まった。これらの店舗は、「マルチターゲット×マルチオケージョン」戦略により、子育てファミリーからアクティブシニアまで幅広い世代のユーザーに対応した店舗となる予定だ。

なお、4月18日には「エミテラス所沢」のティザーサイトが公開された。これからの進展に注目が集まる。