選択的夫婦別姓で結婚の決断しやすく、20〜30代の98%が回答

株式会社トキハナは、全国の20代から30代の結婚式実施済みもしくは実施予定者323名を対象に、選択的夫婦別姓が結婚式に与える影響についてのインターネット調査を実施した。その結果、98.2%の人々が選択的夫婦別姓の導入によって結婚することを決断しやすくなると回答したことが明らかになった。

調査では、約8割の人が選択的夫婦別姓制度が導入された場合に選択的夫婦別姓を選びたいと回答し、そのうちの98.2%が選択的夫婦別姓が結婚の意思決定に影響すると答えた。また、96.4%が選択的夫婦別姓が結婚式を挙げる意向に影響すると回答している。

選択的夫婦別姓を前提にした結婚式のセレモニーについては、全体の85.8%が興味を示し、従来の形式に縛られない、より柔軟で個性的なスタイルが期待されていることが分かった。さらに、94.7%が選択的夫婦別姓による結婚式の変化に賛成し、87.9%が選択的夫婦別姓が結婚式の価値を高めると回答した。

トキハナ代表取締役の安藤正樹氏は、「選択的夫婦別姓が結婚のハードルを低くすることは調査結果より明らか」とコメントし、結婚が人口減少や少子化に対する最重要課題であることを認識した上で、個人が自分らしい選択をできる環境を整えることの重要性を訴えた。

調査結果から、選択的夫婦別姓が結婚式に与える影響は非常に大きく、夫婦がそれぞれの姓を尊重しながらも家族としての一体感を重視する新しいセレモニーが期待されていることが明らかになった。選択的夫婦別姓に基づいた新しい結婚式セレモニーは、従来の慣習を再考し、夫婦それぞれの価値観に応じたより自由でパーソナルな結婚式スタイルが広がることが予想される。