NISA、口座変更の電子化で利便性向上へ

楽天証券は、2024年10月1日より、NISAの金融機関変更手続きをウェブサイト上で完結できるようにすると発表した。これにより、これまで必要だった書面の送付が不要となり、より簡単かつ迅速に手続きが可能になる。ただし、変更前の金融機関が電子手続きに対応していない場合は、変更前の金融機関での書面手続きが必要となる。

また、2025年1月から投資信託の積立をスムーズに開始できるように、事前に積立設定ができる「ウェルカム積立予約」サービスの提供も予定している。このサービスにより、年末年始の多忙な時期を待たずに、2024年中に投信積立の設定が可能となる。

さらに、NISA口座の新規開設キャンペーンなど、各種キャンペーンも実施予定だ。投信積立「ウェルカム積立予約」サービスやキャンペーン情報など、詳細は近日中に随時、ホームページでお知らせするとのこと。

楽天証券は、NISA口座数業界No.1を誇り、日本証券業協会「NISA及びジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果(全証券会社・2024年3月末時点)」および各社ホームページ上での開示情報により集計した結果、稼働率は74.1%と高い。また、国内証券単体(開示ベース)で最多の口座数を誇るだけでなく、J.D. パワーやオリコンによる顧客満足度調査において4冠を達成している。

今回の取り組みにより、新たに楽天証券と共に資産づくりをはじめやすく、つづけやすい環境を、より多くの方に提供していくとしている。