LAで開催中の増田セバスチャン「KAWAII」個展が話題、SPウェビナー9月開催決定も

増田セバスチャンの個展「Yes, KAWAII Is Art -EXPRESS YOURSELF-」がロサンゼルスのジャパン・ハウス ロサンゼルスで開催中だ。5月の開幕以来、アートファンのみならず、カワイイカルチャーに初めて触れる方や幅広い年齢層の来場者を魅了している。世界に広がるカワイイ文化を現代アートとして再定義する本展は、9月にはスペシャルウェビナー、10月には増田セバスチャン本人が展示を解説するアーティストギャラリーツアーの実施も決定した。

9月24日には、増田セバスチャンとArtCenter College of Designのジェームス・メラズ教授によるオンラインウェビナー「Power of Color | Exploring Japanese Colors with Sebastian Masuda」が開催される。「色彩の力」をテーマに、日本の伝統とカワイイとの関係性や、増田セバスチャンの代名詞であるカラフルな色彩に込められた真意について、アーティスト本人の言葉で解説する。世界中からオンラインで参加可能な本企画では、対話形式でのインタラクティブな体験を提供する。

10月12日には、アーティスト・増田セバスチャンが直接展示を紹介する「Artist Tour」の開催も決定した。カワイイの歴史から現在にいたるまで、各作品が誕生した背景や、そこに込められた想いなど、アーティスト本人が解説する。ツアーは11時と13時の2回、各限定人数にて実施され、いずれも事前予約制となる。

また、本展覧会ではジャパン・ハウス ロサンゼルスとUCLAマテル子供病院が提携し、「ぬいぐるみ寄付ドライブ」を5月から実施している。寄付されたぬいぐるみは、病院で療養中の子ども達に届けられ、カワイイの「癒し」の力で彼らに笑顔をもたらす。寄付受付は会期中の2024年11月3日まで、ジャパン・ハウス ロサンゼルス内に設置された専用ボックスを通じて参加できる。

個展開始から約4ヶ月が経過し、アートファンやインフルエンサーに加え、今までカワイイカルチャーに触れたことがない方や幅広い世代の方々が会場を訪れている。展示を通じた新しい自己表現やカワイイアートの深い意味に共感した来場者が、SNS上でも#YesKawaiiIsArtのハッシュタグで話題を広めている。

展覧会は2024年11月3日まで開催。入場料は無料となっている。