地場産業の成長支援に特化したM&A事業「FUERUCO」始動

株式会社トレジャーフットとソーシャルM&AファームGOZEN(ゴゼン)は、地場産業の成長支援に特化したM&A事業「FUERUCO(フエルコ)」を共同で開始した。

FUERUCOは、地場有力企業による地方型ベンチャーや首都圏スタートアップのM&Aを通じて、各プレイヤーの事業成長、新規事業創出、EXITを実現することを目的としている。この事業を通して、地場経済のさらなる活性化に貢献していくことを目指す。

ブランドネーム「FUERUCO」は、俳句の理念の一つである「不易流行」からインスピレーションを得ている。不易流行とは、変化しない本質的なものを忘れずに、新しく変化を重ねているものも取り入れていくことを意味する。FUERUCOのM&Aにより、地場企業がその歴史を尊重しながら、これまでにない新しい事業やサービスを展開できるよう支援していく。

株式会社トレジャーフットは、経営理念である「新しい働き方を創造し、地場産業の発展に貢献する」を実現するため、これまで「地場産業特化型プロフェッショナル人材マッチング事業」「人材育成事業」「パブリック事業」を展開してきた。今回、さらなる地場産業貢献に向けて、社会課題である「後継者不在」等に対するサービス提供が必要であると考え、数々のM&Aを成功させてきたソーシャルM&Aファーム「GOZEN」と共同で事業を開始した。

株式会社トレジャーフット代表取締役社長の田中祐樹氏は、「これまで地場産業の発展に関して、7年経営をしてきました。その中でFUERUCO(フエルコ)が考える事業承継のあり方・考え方はこれからの日本、特に地域経済のために必要だと考えています。皆様と共によくできたら嬉しいです。」とコメントしている。

ソーシャルM&AファームGOZEN代表の布田尚大氏は、「M&A事業を行うGOZENの矜持は、セルサイド、バイサイドの自助努力や、数多ある仲介事業者ではなく、GOZENがいなければ成立しなかったのでは、と思えるディールを創出することです。地場企業と都市圏のスタートアップやスモールビジネス、地場産業とローカルスタートアップのような、ユニークかつ事業成長につながるM&Aを、FUERUCOでアレンジしていきます。」と述べている。

両社の強みを生かし、地場産業の発展と地域経済の活性化に向けた新たなM&A事業に乗り出す。