累計約33万人が訪れた「TOKYO Night & Light」、次は都庁舎に「パックマン」

東京都は、夜間の観光振興を目的に、都庁第一本庁舎をキャンバスとしたプロジェクションマッピングを通年で上映している。累計約33万人が観覧に訪れた「TOKYO Night & Light」では、9月28日から世界的に知名度の高い「パックマン」を活用した新作の上映を開始する。

「PAC-MAN eats TOKYO」と題された作品では、都庁舎に現れたゲーム盤面を縦横無尽に動き回るパックマンが、あらゆるものを食べ尽くす様子が描かれる。近未来感のあるパックマンのゲーム音楽と親和性の高い、トラックメイカー・原口沙輔氏による楽曲が使用されている。

「パックマン」は、1980年にバンダイナムコエンターテインメント(当時ナムコ)が発売した業務用ゲーム機を原作とするキャラクターで、2005年には”最も成功した業務用ゲーム機”としてギネス世界記録™に認定された。来年で45周年を迎える。

作品の制作は、デザイナー、ミュージシャン、プログラマーがコラボレーションするクリエイター集団「Sunnana inc.」と、ライブステージ演出やドームシアターコンテンツ制作などのプロジェクションマッピングを手掛ける「01iMAGE/Noguchi Kazunobu」が担当している。

今後の公開予定作品としては、11月下旬に生誕70周年を迎えるゴジラが登場する「ゴジラ都庁襲撃」の第2弾、12月上旬にYOASOBIの「アイドル」を使用した作品、12月下旬に和楽器等を使った「日本」を感じられる作品などが予定されている。

「TOKYO Night & Light」は、荒天時等を除き毎日上映されており、観覧場所は都民広場となっている。本取組は「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示(常設)」としてギネス世界記録™に認定されている。