都内VS都県境で家賃が安いのは? LIFULL HOME’S調査

都内の家賃高騰で注目される”ギリ都内”と”ほぼ都内”の駅、家賃が安いのはどっち?LIFULL HOME’Sが調査結果を発表

不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」を運営する株式会社LIFULLは、東京都と隣接する神奈川県、埼玉県、千葉県との都県境の駅を対象に「都県境の家賃が安い駅ランキング」を発表した。

東京23区では12ヶ月連続で前年同月の掲載賃料を上回る上昇基調が続いており、少しでも家賃を抑えたいと考える人も多い。そこでLIFULL HOME’Sでは、家賃を抑えつつ都内へのアクセスの良さも両立できる、東京都と隣接する3県の30以上の鉄道路線に着目。ギリギリ都内に位置する”ギリ都内駅”と一駅で都内に行ける”ほぼ都内駅”の家賃相場を比較した。

神奈川県編の1位はJR東海道線「川崎」で、都内の「品川」との家賃差額は2.3万円。埼玉県編の1位はJR埼京線「戸田公園」で、都内まで3分の”ほぼ都内”でありながら、「浮間舟渡」との差額は1.6万円だった。千葉県編の1位はJR総武本線「市川」で、「新小岩」との差額は0.4万円。千葉県に隣接する葛飾区、江戸川区、足立区は都内でも家賃相場が抑えられている傾向にあるという。

LIFULL HOME’Sでは、価値観の多様化に伴い、通勤時間や家賃など従来の尺度だけではない住まい探しを提案したいと考え、様々な視点で情報を発信している。