イオン今治店、全館リニューアルで新業態「そよら今治馬越」オープンへ

イオンリテールは2024年11月中旬、愛媛県今治市の「イオン今治店」を全館リニューアルし、中四国地方初となる新業態「そよら今治馬越」としてオープンする。1999年に「今治サティ」として開業し、2011年に「イオン」に改称した同店は、主要道路を使ったアクセスが良好で、子育て世帯などファミリー層が多い立地にある。

「そよら」は、都市に住む人々の生活をより楽しく心地よくするための施設として、2020年3月に「イオンスタイル海老江」の出店に合わせて実施された一般公募で選ばれた呼称だ。「通う・集う・つながる場」をキーワードに、日常生活で最も便利な都市生活拠点として、子供連れでも快適に過ごせる身近な施設を目指す。

そよら今治馬越では、地域にお住まいの子育て世帯や通勤・通学をされる方々の利便性を考慮し、ライフスタイルに合わせた専門店や、地域拠点としてのコミュニティ広場を展開する予定だ。新設専門店には、愛媛県初出店となるイタリアンレストラン「サイゼリヤ」、ダイソーの3ブランド複合店、メガネ専門店「T.G.C.」、全天候型室内遊び場「The Kids」、ゲームセンター「GiGO」などが名を連ねる。

また、既存店舗では、ケンタッキー・フライド・チキンが食育活動の一環として子供向けスクール「おいしナブルキッチン」を開催予定。焼肉食べ放題の「じゃんじゃか」、手作りドーナツの「ミスタードーナツ」、低価格で利用しやすいフィットネスジム「FIT365」、ホットヨガスタジオ「LAVA」、英会話教室「NOVA」、クリーニング店「Mickey Cleaning」なども出店する。

そよら今治馬越は、売場面積13,027平方メートル、敷地面積36,501平方メートルの規模で、専門店数は27店舗を予定している。核店舗の「イオンスタイル今治馬越」もそよらのオープンと同日に名称変更される。イオンリテールは、地域に密着した利便性の高い都市型ショッピングセンターとして、そよら今治馬越に注目が集まることを期待している。

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