20代〜30代男女の貯蓄状況に関する調査結果

融資型クラウドファンディング「レンデックス(LENDEX)」を運営する株式会社LENDEXは、2024年8月8日から9日にかけて、20代から30代の男女500人を対象に「毎月の貯金額と現在の貯蓄額」に関する調査を実施した。

調査の結果、20代〜30代の男女の手取り額は、「20万円以上30万円未満」が37.6%、「20万円未満」が37.2%と、両者を合わせると74.8%が30万円未満であることが明らかになった。大多数の若年層が限られた収入の中で生活費を捻出し、資産形成の余裕が少ない状況が推察される。

手取り額別に見ると、20万円未満の層では毎月の貯蓄額が「1万円未満」が45.30%と最も多く、貯蓄残高も「1万円未満」が28.18%と最多であった。一方、手取り80万円以上の層では、毎月の貯蓄額が「20万円以上」が89.47%、貯蓄残高も「1000万円以上」が89.47%と、高収入層ほど積極的な資産形成が行われていることが示された。

収入が多くない層でも、少額からコツコツと資産運用を進めることで、長期的な資産形成が可能だ。高収入で貯蓄が進んでいる層は、安定した基盤を活かし、少しリスクを取ったアクティブな投資に挑戦することで、さらなる資産の増加を狙うことができるだろう。