源氏パイ・チョコバット・かにぱん・カンパンが擬人化、三立製菓の新CMが放送開始

三立製菓株式会社は、2024年8月12日より新CMの放送を開始する。同社の代表商品である「源氏パイ」、「チョコバット」、「かにぱん」、「カンパン」が擬人化され、コミカルに登場するのが特徴だ。

CMのタイトルは『三立製菓のおかしなお菓子たち結婚式』篇。舞台は教会での結婚式で、源氏パイが新婦、缶入りカンパンが新郎、かにぱんが母、チョコバットが父という設定になっている。それぞれの商品の特徴を生かしたセリフが印象的で、源氏パイは「愛が割れないように…」、缶入りカンパンは「5年は一緒にいられるよ」、かにぱんは「愛のちぎりね~」、チョコバットは「当たりハズレがあるけどな」と語る。

CM制作のきっかけは、同社の先人たちが残した「おかしなお菓子」への想いだという。チョコバット60周年、かにぱん50周年という節目の年に、お客様を笑顔にできるCMを制作したいと考えたそうだ。

撮影には静岡県で活動する舞台俳優やモデルが参加し、セリフの言い回しや体の角度などにこだわったという。商品の顔はCGで合成されているが、撮影時はスタッフ手作りの顔ハメパネルを使用するなど、細部まで丁寧に作り込まれている。

三立製菓は1921年に静岡県浜松市で設立され、2021年に100周年を迎えた。社名には、生産・販売・消費の三者、あるいは資本・経営・従業員の三者が最も安定した形で成り立つようにという創業者の想いが込められている。