沖縄が舞台のアニメ「沖ツラ」放送決定、史上初・沖縄県民放3局で放送

TVアニメ「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」の新情報が発表された。2025年1月よりTOKYO MX、BS11、沖縄テレビ、琉球放送、琉球朝日放送ほかにて放送開始が決定し、沖縄県民放3局でのアニメ番組の放送は史上初となる。

本作は、空えぐみ氏による漫画「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」(新潮社バンチコミックス刊)を原作としたアニメ化作品だ。沖縄に転校した中村照秋(てーるー)が、同じクラスの喜屋武さんを好きになるが、彼女の話すうちなーぐち(方言)がさっぱり理解できないというストーリー。東京とはまったく違う南の島で、ちょっぴり変わった異文化恋愛が展開される。

キャストは、中村照秋役に大塚剛央、喜屋武飛夏役に鬼頭明里、比嘉夏菜役にファイルーズあい、沖メモシーサー役に小桜エツコ、ナレーションに新垣樽助が決定した。

オープニング主題歌は、沖縄県うるま市出身の4人組バンド「HY」が担当。HYの新里英之は「青春ラブコメディーアニメと言う事でしたので、元気いっぱい弾けるような曲を作ろうと最初から決めていました」とコメントしている。

放送に先駆けて公開されたアニメ本編映像では、メインキャラクターの喜屋武飛夏と比嘉夏菜、PR大使のご当地VTuber根間ういの3人のオリジナルビジュアルも披露された。

総監督は板垣伸、監督とシリーズ構成は田辺慎吾が務め、アニメーション制作はミルパンセが担当する。沖縄の方言指導には譜久村帆高が参加している。

©空えぐみ・新潮社/「沖ツラ」製作委員会