立川のGREEN SPRINGSで最先端AI警備システム運用開始

株式会社アジラが開発した最新の警備DX「AI Security asilla」が、株式会社立飛ストラテジーラボが運営する東京都立川市の複合施設「GREEN SPRINGS」で運用を開始した。

GREEN SPRINGSは、水と緑豊かな中央広場を中心に、ショップやレストラン、ホテル、多機能ホールが配置された複合施設だ。様々な目的で訪れる人々に安心と安全を提供するため、今回asillaが導入された。

asillaは、敷地内でのスケートボードの乗り入れ検知、立ち入り禁止エリアへの侵入や滞留検知などの機能を利用することで、警備の品質向上と効率化を図る。これにより、GREEN SPRINGSの利用者がより安心・安全に過ごせる空間の提供を目指している。

具体的には、ファウンテン(噴水)への侵入対策、周辺歩道でのスケートボードなどの危険行為感知、2階中央広場に対する人流分析などを目的としている。

asillaは、世界トップクラスの行動認識技術を基にしたAI警備システムだ。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出した際に瞬時に映像を通知する。これにより、警備員の業務を軽減し、見逃しや見落としを防ぐことができる。

また、特許取得の「違和感検知」機能により、事件事故の予兆を検知し未然防止に繋げられる。AIが24時間365日モニタリングを行い、異常を即時通知する。

既設カメラを利用可能で、サーバー1台で最大50台分の映像を処理できるため、大規模施設でも運用コストを抑えられる。さらに、ローカルで完結するネットワーク構成により、セキュアな環境で利用可能だ。

今後、火事・炎検知や不審物検索機能などのアップデートも予定されている。GREEN SPRINGSへのasilla導入により、利用者の安全性向上と警備業務の効率化が期待される。